全国で350教室を展開する個別指導塾WAM。主要道路沿いの教室を中心に、近年は駅前での高校生向け教室も展開するなど、新たな取り組みを進めています。今回は南高安校の教室長を務める東野先生に、WAMならではの教育方針や指導方法、教育に対する想いについてうかがいました。

——本日はよろしくお願いします。東野先生の役職と普段のお仕事について教えてください。

よろしくお願いします。南高安校の教室長をしております。主に講師のシフトの管理、保護者さまとの連絡事項、生徒のカリキュラムの管理を行っていて、授業も担当しています。

——WAM全体について、展開状況をお聞かせください。

全国に約350教室を展開しており、これまで主力だった主要道路沿いの教室に加えて、新たに高校生向けの駅前校も展開しています。現在、10数校が駅前校として開校しており、今後も増やしていく予定です。

教室があるエリアに住む生徒に通っていただき、受験対策以外にも通う中学校のテスト対策や成績を上げることにフォーカスしている塾です。

1つの教室に同じ小中学校から通う生徒が多いため、学校の進度に合わせた指導や、定期テスト対策をきめ細かく行うことができます。

講師と映像による5科目指導で確実な成績アップを実現

——他の個別指導塾と比べて、WAMの強みをお聞かせください。

完全に生徒ひとりひとりに合わせた形のカリキュラムと、生徒・保護者さまのニーズに合わせた指導の展開や連絡の頻度を重視しています。他の塾よりもニーズに合わせた対応をしていて、アットホームな教室運営を心がけています。

——具体的な指導形態についてお聞かせください。通常の授業はどのように行われているのでしょうか？

指導形態は1対1、1対2、1対3の3つのコースを用意しており、生徒さんの学習状況や目標に応じて選んでいただいています。一番多い通塾パターンは週2～3回で、英語と数学を中心に指導を行っています。

特徴的なのは、人による指導と映像授業を効果的に組み合わせている点です。中学生の場合、英語・数学は講師による対面指導を行い、理科・社会・国語については映像授業でフォローする形を取っています。これにより、5教科をバランスよく学習できる環境を整えています。また、個別指導ながら費用を抑えることにもつながっています。

テスト2週間前からの総合対策～独自の土日特別講習で成績向上

——ありがとうございます。中学生のテスト対策について具体的にお聞かせください。

テスト対策は2段階で実施しています。まず、テスト2週間前までは英語・数学を中心とした通常授業を行います。そこから2週間前になると、理科・社会も含めた総合的な対策へと移行します。

土日を活用した特別講習は当塾の強みでもあります。午前中から昼にかけて、テスト範囲のワークに集中的に取り組む時間を設けています。ただし、これは一律参加ではありません。家庭学習が十分にできる生徒は自宅学習を推奨し、追加のサポートが必要な生徒を中心に参加を促しています。

提出物は内申点にも関わってくるので、この管理も徹底しています。日々の授業で提出物の進捗を確認し、遅れがある場合は塾での補習を実施します。保護者さまにも随時状況を報告し、ご家庭と連携しながら学習習慣の定着を図っています。

——小学生の指導についてお聞かせください。どのような目的で通塾される方が多いのでしょうか？

小学生の通塾目的は大きく3つに分かれます。最も多いのが学校の授業についていけるようになりたいというケースで、全体の約8割を占めています。早い場合は小学2、3年生から通い始める生徒さんもいます。

残りの2割は、予習や検定試験対策が約1割、中学受験が約1割という構成です。特に大阪では英検へのニーズが高く、級ごとに体系的な指導を行っています。

また、最近では新しい取り組みとしてプログラミング教育も展開しています。プログラミング的思考を育てることで、通常の教科学習にも良い影響が出ています。さらに、タブレット学習を導入することで、基礎的な漢字・計算の反復練習も効率的に行えるようになりました。

——高校生向けの駅前校について、詳しくお聞かせください。

従来の主要道路沿いにある多くの教室とは異なり、駅前校は高校生の通塾の利便性を重視して展開しています。学校帰りに塾に寄って学習できる環境を整えることで、より効率的な学習時間の確保が可能になりました。

駅前校では、高校生特有の学習ニーズに応えるため、大学受験を見据えた指導も行っています。ただし、昨今の入試状況に合わせて、あくまでも定期テスト対策を重視する方針は変わりません。学校の成績を着実に伸ばしながら、将来の進路実現につなげていく指導を心がけています。

講師採用は"明るさ"重視～段階的な育成プログラムで指導力を強化

——講師の採用や育成について、どのような取り組みをされていますか？

講師採用で最も重視しているのは「明るさ」ですね。特に小学生の指導が多い当塾では、コミュニケーション能力の高さが重要になります。そのため、人当たりの良さや、生徒と良好な関係を築ける人柄を重視して採用をしています。

育成、研修については新人講師には段階的な育成プログラムを用意しています。まず、担当する生徒の教育方針について詳しくヒアリングを行い、その生徒に適した指導方法を検討します。その後、模擬授業を通じて実践的なスキルを磨いていきます。

また、生徒と講師のマッチングにも工夫を凝らしています。高い志望校を目指す生徒にはベテラン講師を、学習意欲の向上が課題の生徒には親しみやすい講師をというように、生徒の特性に合わせた配置を行っています。

年3回の定期面談＋LINE活用で学習状況を"見える化"

——保護者とのコミュニケーションについて、具体的な取り組みをお聞かせください。

保護者さまとの連絡は、電話と公式LINEを活用しています。従来の電話連絡に加えて、LINEでより気軽にコミュニケーションが取れる環境を整えました。宿題の進捗状況や、テストの結果、授業での様子など、お子さまの学習状況を随時共有しています。

また、年3回の定期面談を実施し、より詳しい学習状況の報告と今後の学習計画の相談を行っています。面談では、学校の定期テストの結果分析や、各教科の理解度、今後の目標設定などをご報告します。

入退室管理については、WAMカードというシステムを導入しています。生徒が入退室時にカードをタブレットにかざすと、保護者さまに写真付きでメールが届く仕組みです。これにより、お子さまの塾での学習時間を正確に把握していただけます。

 

がんばる原点の場所づくり、自立した学習姿勢の確立を目指して

——最後に、WAM様の教育に対する想いをお聞かせください。

当塾が目指しているのは、生徒たちにとっての「がんばる原点」となることです。単に成績を上げるだけでなく、努力することの大切さや、達成感を味わえる場所でありたいと考えています。実際、卒業生から「WAMで頑張った経験が、高校や大学でも活きている」という声をいただくことも多く、そういった言葉が私たちの励みになっています。

また、この時期は価値観や人生観が形成される大切な時期です。勉強を通じて「自分で考え、行動する力」を育てることで、将来の自立した人間形成につながればと考えています。

まずは無料体験授業で当塾の教育環境を体験していただければと思います。

 

ーー本日はありがとうございました。

取材協力：個別指導塾WAM

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